三連単

競艇の三連単はフォーメーションで買う。買い目点数や実際の買い方も紹介!

「三連単」は、配当金が高く、複数点買いで的中率を上げられる舟券です。三連単を購入する際、おすすめの購入方法の一つは「フォーメーション」です。

フォーメーションとは、複数の軸で流しを行う買い方。ボックス買いより的中率と回収率のバランスが取りやすいため、三連単ではおすすめの買い方です。

しかし、競艇初心者の方は「フォーメーションが良いとは言われても、何が良いのか分からない!」という方もいるはず。

そこで今回の記事では、

  • フォーメーションとは何か
  • フォーメーションの買い目点数は何点が良いか
  • フォーメーションの買い方とは
  • ボックスとどちらがおすすめか

など、フォーメーションのメリットを解説していきます!

フォーメーションとは?

フォーメーションとは、1着、2着、3着それぞれに舟券を選び、そのすべての組み合わせの舟券を購入する方法を指します。

たとえば、三連単上位2着を1号艇と2号艇、3着の相手を3号艇と4号艇にした場合

①-②-③、①-②-④

②-①-③、②-①-④

以上の4点買いになることをフォーメーション買いと言います。

フォーメーションの買い目点数は?:6〜10点!軸固定をして点数を減らそう

競艇は買い目点数をうまく調整することで、的中率と回収率のバランスを取ることができます。

買い目点数を調整するおすすめの方法は、軸固定をして点数を減らすこと。軸とは、舟券に絡んできそうな艇を1〜3着のいずれかに固定することを指します。

たとえば、1着を1号艇に固定するだけで、三連単の買い目は120通りから20通りまで減らすことができますね。

この20通りから、絶対に来ないと予想できる組み合わせを除外すると、6~10通りまで買い目点数を抑えられます。

三連単の平均配当金は約7,300円なので、買い目点数を少々多めにしてもトリガミの可能性は低いです。

ですが、1枚あたり100円で購入すると70通りでの収支は±0、ここから買い目点数を上げ過ぎてしまうと当たらなかった際のリスクが高くなります。

そのため、買い目点数は6〜10点に絞ることをおすすめします。

フォーメーションで最もおすすめの買い方とは?

実際に、三連単をフォーメーションで購入する方法についてお伝えします。まず、購入方法は

  • フォーメーション/ボックス 投票カード:競艇場内か場外販売所
  • インターネット投票、電話:テレボートかボートレース公式サイト

以上の2つから選ぶことができます。

そしてフォーメーションで購入する際に最もおすすめの買い方「1着と2着を軸に固定し、3艇を総流し」は次のようになります。

  • 三連単「1着1号艇(軸)-2着2号艇(軸)-3着全通り(総流し)」
  • 三連単「1着2号艇(軸)-2着1号艇(軸)-3着全通り(総流し)」

このときの買い目は、次の通りです。

①-②-③、①-②-④、①-②-⑤、①-②-⑥

②-①-③、②-①-④、②-①-⑤、②-①-⑥

買い目は8点なので、トリガミを防ぎやすいですね。

流し(ながし)とは

流し(ながし)とは、1艇もしくは2艇を軸にして手広く買う方法。

1艇もしくは2艇の軸を決め、他の着順は軸以外の艇を全通りを購入する「総流し」と呼ばれる買い方が良く使われます。

マークシートで購入する場合は軸を1艇しか選べないので、圧倒的に強い選手がいるときに使いましょう。

ボックスとどちらがおすすめ?:三連単ではフォーメーション!

「三連単を買うときに、ボックスとフォーメーションで迷う」という方は多いのではないでしょうか?

三連単を購入する際は、フォーメーションで買うことをおすすめします。そして三連単の場合、ボックス買いの選択をしない方が良いでしょう。

①:買い目点数を絞りづらく「トリガミ」になる可能性が高い

堅い展開が予想される「鉄板レース」でボックス買いを行うと、配当金が購入金額を下回る「トリガミ」の可能性が高くなります。

また、ボックス買いは簡単に三連単が複数通り買えるので便利ですが、買い目点数の調整をしづらいデメリットがあります。

ここで、三連単をボックスで購入したときの点数を見てみましょう。

2艇ボックス 2通り
3艇ボックス 6通り
4艇ボックス 24通り
5艇ボックス 60通り
6艇ボックス 120通り

この中から、4艇ボックスの買い方をご紹介します。

4艇ボックスとは、1~6号艇までで競争する競艇のうち、4艇の三連単すべての組み合わせを買う方法です。

そして、4艇ボックスの具体的な買い目は次の通りです。今回は「1246ボックス」を例に出しています。

1着 2着 3着
1 1号艇 2号艇 4号艇
2 1号艇 2号艇 6号艇
3 1号艇 4号艇 2号艇
4 1号艇 4号艇 6号艇
5 1号艇 6号艇 2号艇
6 1号艇 6号艇 4号艇
7 2号艇 1号艇 4号艇
8 2号艇 1号艇 6号艇
9 2号艇 4号艇 1号艇
10 2号艇 4号艇 6号艇
11 2号艇 6号艇 1号艇
12 2号艇 6号艇 4号艇
13 4号艇 1号艇 2号艇
14 4号艇 1号艇 6号艇
15 4号艇 2号艇 1号艇
16 4号艇 2号艇 6号艇
17 4号艇 6号艇 1号艇
18 4号艇 6号艇 2号艇
19 6号艇 1号艇 2号艇
20 6号艇 1号艇 4号艇
21 6号艇 2号艇 1号艇
22 6号艇 2号艇 4号艇
23 6号艇 4号艇 1号艇
24 6号艇 4号艇 2号艇

このとき当たる確率は24/120(1/5)のため、20%になっていることが分かります。

4艇ボックスの場合、24通りもあるので的中率も上がります。

しかし、全通り買いは絶対当たらないであろう買い目まで購入することになります。結果、買い目点数を絞ることができていないので、トリガミ(回収金額が投資金額を下回ること)になりやすいです。

②:買い目点数が少な過ぎると的中させることが難しい

三連単ボックスは、買い目点数が少な過ぎると的中させることが難しい買い方でもあります。3艇ボックスの購入方法を見てみましょう。

3艇ボックスの6通りは、買い目点数は6点と少ないです。仮に、「123ボックス」で購入すると次の通り。

1着 2着 3着
1 1号艇 2号艇 3号艇
2 1号艇 3号艇 2号艇
3 2号艇 1号艇 3号艇
4 2号艇 3号艇 1号艇
5 3号艇 1号艇 2号艇
6 3号艇 2号艇 1号艇

買い目点数を絞っているので、大穴が来たときは高配当が期待できます。しかし、3艇ボックス買いは1艇でも4着以下になるとすべて外れになってしまいます。

そのため、少ない買い目点数で購入すると当たる確率が下がるので注意しましょう。

 まとめ:フォーメーションは三連単を買う方法として最もおすすめ!

今回は、三連単の購入方法の一つ「フォーメーション」についてご紹介しました。

〜フォーメーションまとめ〜

  • フォーメーションとは、複数の軸で流しをする買い方
  • 最もおすすめの買い方「1着と2着を軸に固定し、3艇を総流し」
  • フォーメーション/ボックス投票カード、インターネット投票、電話から購入が可能
  • ボックスよりもフォーメーションがおすすめ!

また、フォーメーションとボックスのメリット・デメリットをまとめると次の通りです。

  フォーメーション ボックス
メリット
  • 買い目点数を調整できる
  • 的中率と回収率のバランスが取れる
  • 予想が簡単
  • 穴狙いが可能
  • 的中率が高い
デメリット
  • 予想が難しい
  • 通常のマークシートだと記入に時間がかかる
  • 無駄な組み合わせが多くなる
  • 買い目点数が絞れない
  • 回収率が悪い

三連単を購入する際、最もおすすめの購入方法である「フォーメーション」。軸固定をして点数を減らすことで、不的中のときのリスクを軽減できます。

そして、的中のときの収益を最大化できるメリットがあります。

ぜひ、三連単で舟券を購入する際はフォーメーションで購入してみてくださいね。